看護部における現任教育詳細

看護部における現任教育詳細

卒後2年目研修

日本看護協会の『倫理綱領』15項目それぞれに対し、今自分が出来ていること、課題を書き出し、自己の振り返りをします。 そして、参加者全員で発表し、共有します。
卒後2年目の看護師は、配属部署ではどんどん戦力として求められてきます。 そのような時期は、『自分が出来ている!』という喜びとともに、看護師としての初心も薄れてきます。 そこで、看護師としての基本的な姿勢が崩れないように、あえて『倫理綱領』に基づいた振り返りをしています。

参加者:佐藤咲紀

看護倫理の研修では、1年前と比較した時に自分がしっかり達成出来ている事、達成出来ていない事に気付く事が出来たと思います。 また、改めて自己の振り返りをする事は大切だと感じました。達成出来なかった事は今後の課題として取り組みたいです。
2年目を終了し、毎日先輩方に助けていただきながらですが1人でも実施出来る事が増えた分、少しずつ自分にも余裕が出来たように感じます。
循環器のカテーテル治療が本格的に導入され、最初は何をどうしていいかわかりませんでした。 でも、病棟全体で学ぶ姿勢があったので、カテの数が増えると同時に少しずつ不安もなくなっていったと思います。 また、新しい事を1人ではなく先輩と一緒に学べ、お互い確認しながらカテや循環器の勉強が出来ているのがとても心強いし楽しいです。 1人で自己学習をしようと思ってもすぐに行動に移すことが出来ないタイプなので、学習する機会を与えて頂いたと思い感謝しています。
今年はしっかり振り返りをして、より知識や技術の向上が出来るように頑張りたいです。

佐藤咲紀佐藤咲紀

卒後3年目研修

現場でのリーダー業務など、部署においては中核メンバーの一員として活躍している時期、大切にしてもらいたいことの一つに『リスク感性』があります。 業務や部署のメンバーにもすっかり慣れた時期は『あれ?』『おや?』『これ危ない!』といった気づきが少なくなりがちです。
卒後3年目研修では『KYT~危険予知トレーニング~』の講義、イラストKYTのグループを行ない、現場に潜むリスクに気付けるようなリスク感性の育成を目的にしています。

参加者:三浦奈緒美

小さい頃、優しくしてもらった「看護師さんの手」が忘れなれなくて、この道を目指しました。 看護師なって4年目の春です。私は今、脳神経外科・整形外科・形成外科の混合病棟に勤務しています。 1人では体を動かせない人、意思疎通の難しい人、生命の危機に瀕している人…。 多くの患者様に接し、楽しいことや嬉しいこと、辛いこともたくさん経験してきました。それでもまだ自分の未熟さを痛感する毎日です。
そのような中、卒後3年目の研修でKYT(危険予知トレーニング)について学びました。 個々の患者様をアセスメントすることで、危険回避できることを知り、日々患者様と接する中で活かそうと思いました。 私は小さい頃出会ったあの看護師さんのようになっていけるのだろうか…と考えてしまうこともありますが、この学びを活かし、一人でも多くの患者様が元気になれるように、そして一人でも多くの患者様に「看護師(私)の手」を思い出してもらえるような看護師を目指して「一生勉強」をしていきたいと思います。

三浦奈緒美三浦奈緒美

プリセプター研修・新人看護師教育計画説明会

プリセプター研修は前年度3月に次年度のプリセプターを中心に実施しています。 プリセプター研修では、厚生労働省の新人看護師研修ガイドラインを軸に、新人看護師の傾向や特徴等を踏まえて、プリセプターシップについて講義しています。 また、コーチングの講義も取り入れており、新人看護師に指導する際の参考にしてもらっています。
研修に引き続き、新人看護師教育計画説明会を実施しています。 この説明会には、看護師長、主任、教育委員会のメンバーも参加し、新人看護師の教育をどのように進めていくのか、どこをポイントにしていくのか等を説明し、看護部全体で共有できるようにしています。

参加者:岩下真澄

私が新人看護師だった時、自分の理想とは異なる現実の力量とのギャップ、また、職場という新しい環境の空気になじめず、悩んだことを思い出します。そんな私の思いを理解し、支えてくれたのが、プリセプターを初めとし、先輩の皆さんでした。自分を受け入れ、力になってくれる人達に支えられたおかげで、自分らしく今日まで頑張ってこれたのだと思います。
今度はプリセプターとして、同じ思いを共感できるように、新人看護師とともに成長し、一緒に頑張って行けたら嬉しいと願っています。

岩下真澄岩下真澄

看護研究

当院では、毎年各部署で看護研究に取り組んでいます。 本来、看護研究とは研究をやりたい人が自発的に行うものであり、強制的に行うものではありません。 しかし当院では『研究のプロセスをしっかり踏みながら研究を進めていく』ことを目標に各部署での看護研究を実施しています。 せっかく苦労してやった看護研究も、満足感や研究成果を実感できなければ徒労感に終わってしまいます。 その原因は、『研究のプロセス』を踏んでいないことにあり、これをしっかり意識して進めていくことによって、実りのある研究に仕上がっていくのだと考えています。 そのために、外部講師の指導に加えて、院内指導者による看護研究指導をタイムリーに行える体制を整えています。 このような取り組みを始めて5年目を迎えます。現在では少しずつですが、学会発表もできるようになってきています。

看護研究